【東京都知事選挙】結果を受けて「永田町の風」は 自民党総裁選への影響と解散総選挙の時期 政治ジャーナリスト解説 (2024年7月8日)

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  • Опубликовано: 11 сен 2024
  • 7月7日行われた東京都知事選挙で小池百合子さんが3回目の当選を果たしました。国政への影響はあるのでしょうか。
    小池百合子知事:
    「これから東京大改革、バージョンアップしていかなくてはならない。どうやって1400万人の都民の命と暮らしを守っていくか]
    任期満了に伴う東京都知事選挙は、無所属で現職の小池百合子さんが291万票あまりを獲得し、3選を果たしました。次点は、広島県安芸高田市の前市長、石丸伸二さんで165万票あまりを獲得し、3位の前参議院議員、蓮舫さんを37万票あまり上回りました。
    56人が乱立した東京都知事選挙 与党の支援をうけた現職の小池百合子知事が圧勝
    今回の都知事選挙で都民に選ばれたのは、自民党と公明党、地域政党の「都民ファーストの会」から支援を、国民民主党都連から支持を受けた現職の小池知事でした。
    しかし小池知事は裏金問題を始めとする与党に吹く逆風を懸念していました。そこで採った戦略が「ステルス選挙」です。街頭演説で与党幹部と並び立たないなど政党色を薄めた選挙戦を展開しました。
    この選挙は今後の政局にどう影響するのか、政治ジャーナリストの青山和弘さんに聞きました。
    岸田さんは総裁選出馬に迷っているのではないか
    ―――今回の都知事選は自民党にとって追い風になったか
    政治ジャーナリスト 青山和弘さん:
    「自民党がステルス選挙をやったので自民党が勝ったというイメージを持っている人はほとんどいない。自民党幹部も『今回はホッとひと息はついたけれど、手放しで喜べる結果じゃない』と言っている。
    というのも、一緒に行われた都議会議員の補欠選挙は自民党は2勝6敗。『できれば4勝、最低でも3勝したい』と幹部は言っていて、2勝に終わったというのは自民党の人気のなさが変わっていないと印象付けている。岸田政権にとって追い風になるようなものではない
    9月には総裁選挙もある中、岸田総理は7月8日の視察で…
    岸田総理:
    「先送りできない課題に全力で取り組んでいかなければならない。それ以外のことについては考えていない」
    政治ジャーナリスト 青山和弘さん:
    「岸田さんは『出たい』と思っているのは間違いない。側近に取材しても『出たい』(と言っている)。ただ、本人は迷っている。
    なぜかというと、このまま出ても勝てない可能性がある。岸田さんは出たいけど格好悪いことにはなりたくないと周辺に話している。8月のお盆明けに最終判断すると思うが、勝てそうにないと思ったら出馬を断念する可能性は十分あると思っている。
    さらに出た場合勝てるか、私は厳しいと思う。衆議院、参議院選挙の顔を選ぶ選挙なので、やはり岸田さんでは戦えないというのは変わっていない」
    キングメーカーの存在が気になる石破元幹事長 
    ポスト岸田に向け、青山さんが「軸となる」というのが、互いにキングメーカーである麻生副総裁と菅前総理の存在です。菅前総理は「岸田おろし」の動きを加速させていて、石破元幹事長と連携を進めています。しかし…
    政治ジャーナリスト 青山和弘さん:
    「今は菅さんとか二階派の残党の議員が推してくれないと(総裁選に)出られない。そうなると、自分がやりたいことができる総理になれるのか、というところを気にしている。
    私も直接取材したが、ただ神輿に担がれるだけの総理にはなりたくない、という思いが強い。単なる操り人形とならない総理になるためにはどのような座組ができるのかを必死に調整している。うまくいかなければ出馬しないという可能性も残っているとみている」
    解散総選挙は「10月下旬か11月か」
    都知事選で石丸さんが躍進したことで、総裁選をめぐる動きにも変化が…
    政治ジャーナリスト 青山和弘さん:
    「石丸さんが10代、20代の投票数トップだったと出口調査で明らかになっている。若い人たちがこれだけ石丸さんに入れて、石丸さんが蓮舫さんを抜いて2位になったことは永田町に衝撃を与えている。永田町にも世代交代が大事だという機運が出てきている。
    名前が上がっているのが、49歳の小林鷹之前経済安全保障担当大臣。斉藤健経済産業大臣も名前が出ていて、若い人から新しい軸が生まれてくるのか、それが総裁選の焦点のひとつ。愛知県は池田・神田議員の不祥事が多かったというイメージが強く、(総裁選に)求心力を持つ議員が思い当たらない」
    ―――解散総選挙、あるならいつだと思いますか。
    政治ジャーナリスト 青山和弘さん:
    「解散は普通に考えれば新しい総裁が生まれたらすぐ。そうなると10月下旬か11月に選挙。目くらましとは言わないが、いわゆる「疑似政権交代=党内で総裁を変えること」で政権交代が起こったようにみせて、国民に『新しくなったんだ』と思わせる。本当にそうなのか、メディア・国民が見極めることが大事」
    今回の都知事選挙は、過去最多の56人の候補が乱立したほか、掲示板に同じ選挙ポスターが並ぶ、候補者が都政とは関係ない政見放送が行うなど異例続きの選挙となりました。これについて青山さんは「混乱があり時代の変化を感じつつも約6割の人が投票した今回の選挙そのものは信頼に足る」としています。
    しかし「選挙を『注目を集め経済的な利益を得ようとする場=商売の道具』として使う人がいたことは、選挙に対する冒とくとも言える」と厳しく指摘していました。
    「掲示板や政見放送というこれまでの選挙のやり方が、時代遅れ。法律の改正や何らかの規制をしなければ選挙自体が立ち行かなくなる」と話していました。
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